ほっこり徒然帳

畑と手仕事

気がついたら

昨夜、久しぶりに本棚から「いつも、ふたりで ばーさんがじーさんに作る食卓」を取り出してみた。

今からもう15年近く前に買ったこの本。

当時70代のご夫婦の丁寧な日々の暮らし方が綴られているのだが、その料理の数々が和洋中いずれも凝っていて、普段の暮らしがこんなにも彩り豊かにできるのかと強い衝撃を受けた。

なかでも自分の畑で育てた野菜を使って作る保存食の記事は、いつかこんなことしてみたい!と私の心に響いていたように思う。

 

だからこそ、昨年自分の畑で採れた茄子で、掲載レシピの「オイル漬け」を作ったときは、美味しさもさることながら、ようやく自分の思いを形にすることが出来た満足感があった。

 

昨日もオイル漬けレシピの再確認をしようかと思って手に取ったのだけど、

ふと気がついたことが。

私、このご夫婦のような暮らしに近づいているのではないか?と。

 

改めて読んでみると、保存食以外に手作りのパンやベーコンづくりも書いてある。

筆者の方のように上手ではないけど、私も最近パン作りが好きだし、昨年はベーコンも挑戦している。

しかも最近味噌や豆腐も作りたいと思っていたら、なんと味噌作りまで既に掲載されている!

もしかしてこれ、私の未来日記か??と思うほど。

 

きっとこれからこの本は憧れの本ではなくて、私の暮らしの実践本として益々活躍してくれるのだろう。

 

まずは昨日収穫したキュウリで「キュウリのピクルス」を作ろうかな。