ほっこり徒然帳

畑と手仕事

土ができるよ~

昨年の12月にベランダで始めた段ボールコンポスト

ようやく堆肥の最終段階まできた!多分!

 

思えば道のりは長かった~・・・。

スタートして1か月後の正月明けのある朝、コンポストを覗くと、全然分解されていない生ごみと、水分を含み過ぎてベタベタの段ボール。寒いので虫もいないし、臭いはないが、これ以上入れたら箱が壊れそうなほどに。

コンポストアドバイザーさんから、しばらく投入をやめて様子を見ることを勧められ、約1か月そのまま放置するも、多少の水分はなくなるが水っぽい状況は変わらず・・。

心配したアドバイザーさんが、ウチのコンポストを見に来てくれることに。

 

結果、新たにLFCコンポストを導入し、内容物を分けたうえ、追加の基材をそれぞれに加えて水分を少なくすることに。

原因は低温で発酵が進みづらいところに、毎日容量オーバーの生ごみを投入し続けてしまったことで基材が水分過多になってしまったこと。しかも大雑把な私。キャベツの芯なども原形のまま入れてしまっていたので、更に分解が進まなかったのだ。

 

「細かく切り過ぎな方が多いんだけど、ざっくりしてて良いですね~」

「あ、手羽元!この日は鶏肉だったんだね」

と、シャベルでざくざくコンポストをかき混ぜるアドバイザーさんから言われたいくつかの言葉。

「食は人なり」と聞いたことがあるけれど、今、私はどんな人間か丸見えなんだろうなあ~と顔から火が出るような気分になった。まさか自分の大雑把な性格をこれほど恨めしく思うことになるとは。。。

 

その後、なんとかコンポストは順調に育っていった。

 

3月の春分の頃には、段ボールを開くと、順調な発酵を知らせる湯気が立つこともあり、一人でやった~!とガッツポーズをしていたりもした。

と同時に気になってきたのは、虫だった。

 

段ボールコンポストは通気性がいいせいか、あまり虫が発生しない。

逆にLFCコンポストはフェルトで出来ていて、保温性が高いためか、気温が高くなるにつれ虫が増えてきた。

チャックを開くたびに、放たれるコバエたち。

ただ虫の増加は、分解スピードを確実にあげてもいて

LFCコンポストのほうが良い感じで堆肥になってきていた。

 

そうなると、つい次の一手をトライしたくなるのが私のいけないところ。

LFCコンポストと段ボールコンポストの堆肥をもう一度混ぜてみようと

思い立ったのだ。

ゴールデンウィークの暖かい日に実行し、これで両方発酵が進む!とほくそ笑む私。

しかし、それは甘かった・・・。(次回に続く~)